2023年2月1日 ポイントゲッターズ「株式会社アンリミテッド 役員交代についてのお知らせ」

https://suzuka-un.co.jp/news/49920/

2023年1月31日 23時15分 NHKニュース「サッカーJFL鈴鹿 三浦泰年氏 代表取締役を退任へ」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230131/k10013967011000.html


2022年12月1日 ポイントゲッターズ「スタジアム建設計画中止に関するご報告とお詫び」
https://suzuka-un.co.jp/news/49482/

市長記者会見資料 [定例22/11/28]
鈴鹿青少年の森公園内におけるサッカースタジアム建設について
https://www.city.suzuka.lg.jp/mass/files/603.html


2022年11月30日 伊勢新聞 大観小観 →GO
2022年11月29日 伊勢新聞 スタジアム建設中止を要請 →GO
2022年11月29日 13時6分朝日新聞 スタジアム建設計画が白紙 →GO
2022年11月29日 5時0分 読売新聞 市要請 問題多発、資金調達困難 →GO
2022年11月29日 0時22分 メーテレ 資金調達の見通しなど立たず →GO
2022年11月28日  20時07分 毎日新聞 「サッカーの街、鈴鹿」実現遠のく →GO
2022年11月28日 16時59分 NHKニュース 資金調達進まず白紙へ →GO
2022年11月28日 13時44分 中日新聞 スタジアム建設中止を要請 →GO
2022年11月28日  13時36分 産経新聞 スタジアム建設中止を要請 →GO


2022-11-15 日刊スポーツ
カズ所属鈴鹿でパワハラ疑惑&ガバナンス問題 三浦泰年監督がボード床に叩きつけたり不適切言動→GO

 

2022-11-15 東海テレビ
ミスした選手に暴言等…JFL鈴鹿・三浦泰年監督が『パワハラ』 クラブ運営会社が聞き取り調査し報告書に→GO

 


2022-9-7伊勢新聞
https://www.isenp.co.jp/2022/09/07/80569/
鈴鹿市議会 サッカー場予定地の一部開放検討
 三重県の鈴鹿市議会9月定例議会は6日、本会議を再開。議案質疑の後、森喜代造(自民党鈴鹿市議団)、中西大輔(市民の声)、森雅之(自民党鈴鹿市議団)、水谷進(鈴鹿太志会)、石田秀三(日本共産党)の5議員が一般質問した。
 この中で、県営鈴鹿青少年の森公園内に民間企業が計画するサッカースタジアム建設で、長期間工事が進展しない状態での予定地を囲うフェンス撤去について、北川肇文化スポーツ部長は「運営事業者には、株式が正式に譲渡され、新株主が決定し、資金計画などの報告を受けるまでは、樹木の伐採作業には取りかからないよう要請している」と答弁。
 改めて「スタジアム建設を進める方向性はこれまで通り変わらない」とする一方、県との協議で「長期間の閉鎖は公園利用者の不利益につながる」と指摘を受けたとし、「トリムコースの一部フェンスについては運営事業者と協議し、開放を検討する」と答えた。
 J3規格のスタジアムは、市が県から無料で借りた土地に、市を拠点に活動する日本フットボールリーグ所属の鈴鹿ポイントゲッターズ運営会社らが、建設・運営する計画。チームのJリーグ百年構想クラブ資格失格など問題も多く、計画は進んでいない。
 石田議員の質問に答えた。


2022-9-6伊勢新聞「大観小観」
https://www.isenp.co.jp/2022/09/06/80497/
▼日本フットボールリーグ(JFL)所属チーム「鈴鹿ポイントゲッターズ」の運営会社が進めるサッカースタジアム建設は2月に着工したものの、進行に進展がないままの異常な状態が続いている
▼完成は来年2月の予定だが、ほぼ絶望的。にもかかわらず鈴鹿市は2月計画を今も信じ、三浦泰年代表取締役ゼネラルマネージャー(GM)が8月25日の末松則子市長との会談後の取材に「来年11月完成を見込んでいたが、さらに遅れる」と語ったことに対し「11月にずれたことも初めて聞いた」(市スポーツ課田之上勉主幹)。驚いて見せたというから、驚く
▼プロ野球独立リーグのチームが県に誕生したことがある。リーグの基準を満たす施設整備に県の支援を求めたが門前払い。サッカースタジアムは「運営会社がしっかりとやっていただく」「県は設置管理の許可をする立場」(一見勝之知事)。チームに対しては「私もサッカーをやっていましたので思いますけれども公平公正、これは当然の話」
▼事実上、扱いに天地の差があったのは、施設を整備できる資力があるかどうかの違いの気がする。競技者とは別のところで八百長試合が進行し、恐喝事件も起きた
▼三浦代表取締役GMが「一クラブのために建設されるわけではない。スタジアムを通して地域が活性化し、それが社会貢献につながれば」。それをするのは県でも市でもないということだろう。多目的グランドも整備し、駐車場も増やし、一般へ開放。維持管理も運営会社がする
▼大風呂敷の前に、ひたすらひれ伏す県と市の構図が浮かんでくる。


2022-9-5伊勢新聞「まる見えリポート」
鈴鹿青少年の森のサッカースタジアム建設 膠着状態に出口見えるか
https://www.isenp.co.jp/2022/09/05/80444/
 三重県鈴鹿市住吉町の県営鈴鹿青少年の森公園に、市が拠点の日本フットボールリーグ(JFL)所属チーム「鈴鹿ポイントゲッターズ」の運営会社が進めるサッカースタジアム建設は、2月に着工したものの、依然として大きな進展が無い状態が続く。8月25日に関係者と非公開で面会した末松則子市長は後日、取材に対し「新しい株主を決定し、スタジアムについての窓口をきちんと示してほしいと要望し、今月25日までに回答をもらう約束をした」と話した。

 膠着(こうちゃく)状態が続いていたスタジアム建設問題に、ようやく何らかの出口が見えるのか。
 同チームは6月に「ガバナンス(組織統治)体制に不備がある」などとして、Jリーグから準加盟に相当する「百年構想クラブ」の資格失格処分を受けており、11月の資格再申請に向けて現在、経営権譲渡と新体制の改善を進めている。
 J3に昇格し、今後スタジアム建設を進めるためには、新たな株主の確保と透明性の高い新体制が必要不可欠となる。
 処分後初の面会には、チームを運営するアンリミテッドの三浦泰年代表取締役ゼネラルマネージャー(GM)、中心となってスタジアム建設を進める親会社ノーマークの西岡保之社長ら四人が訪問。
 同席した市スポーツ課によると、経緯や進捗(しんちょく)状況の説明はあったが、新しい株主についての具体的な名称は出てこなかったという。
 西岡社長が所有する98・5%の株は現在、弁護士に信託してある。コンプライアンスを高めるため、チームは権限が一極集中しないよう、複数に株式を分散させることで、抜本的な株主構成の変更を図る考え。
 今後、ノーマークはアンリミテッドと業務提携し、チームを支援していくという。
 建設計画では、約5万平方メートルの敷地に、J3規格で観戦客5千人収容のスタジアムとクラブハウス、多目的グラウンドを整備する。総工費は約8億6千万円を見込む。
 人工芝の多目的グラウンドは市民に一般開放するほか、防災面でも活用することで「公益性の高い施設」として、県は市の公園使用料を全額免除する。
 市と2社は令和3年6月にスタジアム設置と管理に関する協定を締結しており、施設の設置や設置に伴う公園機能復旧に係る費用は2社が負担することや、原状回復の義務を2社が負うことなど、16項目を取り決めている。
 3者協定については今後、経営権譲渡などで体制が変化するが、市とアンリミテッドは「株主が変わる以外、協定内容は変わらないので、無効ではない」との考えを示す。
 三浦代表取締役GMは、面会後の取材に、工期について「来年11月完成を見込んでいたが、さらに遅れる」と明らかにした。
  が、市スポーツ課田之上勉主幹は「11月にずれたことも初めて聞いた」と驚く。2社が県に届け出ている正式な工期は現在も令和5年2月末のままといい、行政との連携はうまく取れていないようだ。
 三浦代表取締役GMが語る「1クラブのためにスタジアムが建設されるわけではない。スタジアムを通して地域が活性化し、それが社会貢献につながれば」という熱い思いは、どこか現実と乖離(かいり)していて、温度差がある。


日経新聞Web 2022年8月25日 20:06
三重・鈴鹿のスタジアム建設「着工見通し立たず」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFD251F10V20C22A8000000/
 サッカー日本フットボールリーグ(JFL)に所属する鈴鹿ポイントゲッターズの運営会社は25日、鈴鹿市にチームの本拠地となるサッカースタジアムを建設する計画について「着工や完成時期は見通しが立っていない」と明らかにした。代表取締役を務める三浦泰年ゼネラルマネジャー(GМ)が報道陣の取材に応じた。
 三浦氏はチーム所属の人気選手カズこと三浦知良選手の兄。ポイントゲッターズは「企業統治の体制に複数の不備が確認された」として、参入を目指すJリーグから6月に準加盟の資格の失格処分を受けた。25日は本拠地を置く鈴鹿市の末松則子市長に、処分後初めて説明に訪れた。
 スタジアムは県営都市公園「鈴鹿青少年の森」で5千人収容を計画しており、2023年11月末の完成を予定していた。三浦氏は11月に改めてJリーグに加盟申請する意向を表明。運営体制を一新するため、親会社ノーマーク(東京・港)幹部が保有する運営会社の株式について「弁護士に委託して、新しい株主を探してもらっている」と述べた。
 三浦氏は「運営会社との資本関係がなくなってもノーマークがスタジアムを建設することになる」と説明。「24年3月までに完成させてもらいたい」と語った。
 鈴鹿市の末松市長は運営会社との会談後、「市が感じているすべての疑問が払しょくできたわけでなく、今後期限を設けて協議したい」と話した。


 

2022-8-26中日新聞三重版


スタジアム完成 後ずれ


2022年8月18日 三重テレビNEWS

三重・鈴鹿市で進むサッカースタジアム建設めぐる裁判 取り消し求める市民団体の訴え却下 「期間経過し不適法」

 JFL日本フットボールリーグの鈴鹿ポイントゲッターズの運営会社が、三重県鈴鹿市の県営公園で進めているサッカースタジアムの建設を巡り、市民団体が三重県に建設許可の取り消しを求めた民事裁判で、津地方裁判所は18日、原告の訴えは不適法とし却下する判決を言い渡しました。
 県営「鈴鹿青少年の森」では、公園を管理する三重県が鈴鹿市に対し、設置許可と公園使用料を免除したうえで、鈴鹿市と協定を結んだ鈴鹿ポイントゲッターズの運営会社が今年2月からホームスタジアムの建設を進めています。
 この建設に対して鈴鹿市の市民団体「鈴鹿青少年の森を愛する会」のメンバーが今年2月、三重県に対して公益性を理由に公園使用料を免除した施設の建設許可は違法だとして、許可の取り消しを求め訴えを起こし、県は請求の棄却を求めていました。
 18日の判決で津地方裁判所は「行政処分の取り消し訴訟ができる期間を経過しており不適法である」として、原告の訴えを却下する判決を言い渡しました。
 「鈴鹿青少年の森を愛する会」の佐倉邁代表は「公園利用者の意見を無視し、議会も通さず市長と知事と業者の3者で決めたことが公園利用者の主権侵害にあたると訴因した。不満というより争点にふれていない」と話しました。
 市民団体は、名古屋高等裁判所に控訴する方針を示しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bbf59332e7ac22bbd9f3e97f0238feed3d61349a
※三重テレビNEWS録画 ↓↓↓

 

2022年8月23日 伊勢新聞コラム「大観小観」
https://www.isenp.co.jp/2022/08/23/79856/
▼サッカー日本フットボールリーグ(JFL)の鈴鹿ポイントゲッターズ運営会社への県有地無償貸与は違法として市民団体が知事らに取り消しを求めた訴訟で、津地裁が、提訴できる期限を過ぎているとして訴えを却下したことに対し、一見勝之知事が「県の主張が認められた。妥当な判決と考えている」
▼もう少し、まじめなコメントができないものか。訴状は「公共用地である公園を一営利事業者に無料で貸すことは公益性がなく違法」と主張している。これに対し、県は「鈴鹿市はサッカー以外のイベントの開催や、防災面での活用も検討していて公益上有益」などとして、請求棄却を求めた。判決は、行政事件訴訟法が処分を知った日から六カ月を経過すると提訴できないとしていることで、請求を却下した
▼県の主張の何が認められたのか。公益性の争点は依然、結論がでないままだ。運営会社への計画支援が無償貸与ではなく、補助金供与だったらどうなるか。元役員から運営方法で何1千万円も脅し取られ、Jリーグから失格処分を受けた場合、最低でも役員の一掃を求めた上、補助金は一時停止にする
▼県競技力向上対策本部がJFL鈴鹿を県強化チームから外したのはそのためだが、一見知事は指定基準を見直しを示唆した。行政は、何でもありではいけない。選挙に勝つためにはどんな団体とつるんでもいいというわけではないのである
▼Jリーグが失格を決めたのは県、鈴鹿市の支援に配慮してもなお懸念があり、ファンの信頼を得られないということだろう。問われているのは県、市の公益性でもある。

2022年8月19日 中日新聞 「スタジアム訴訟 原告住民ら敗訴」
「敗訴」の見出しは正確な書き方でないので、新聞社に抗議しました。
←クリックすると大きく表示されます。

2022年8月19日 読売新聞 「市民団体の訴え却下」
←クリックすると大きく表示されます。


2022年6月29日スポニチ
https://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2022/06/29/kiji/20220629s00002000109000c.html
カズ衝撃…JFL鈴鹿の来季J昇格消滅 全役員交代措置も「百年構想クラブ」資格剥奪

 Jリーグは28日、理事会を開き、JFLの鈴鹿ポイントゲッターズの「百年構想クラブ」資格について失格にすると決定した。準加盟に相当する「百年構想クラブ」資格はJ3昇格の条件。鈴鹿は4位以内という成績の条件を満たしても、来季の昇格はなくなった。
 鈴鹿は20年にクラブ幹部による意図的な敗退行為の指示があり、今年2月の理事会でガバナンスの改善、ステークホルダーの支援継続の解除条件付きで資格停止処分を受けた。
 今月21日の臨時株主総会では、監督兼ゼネラルマネジャーの三浦泰年氏を運営会社の代表取締役に選任。代表取締役社長の吉田雅一氏ら全役員が辞任し、6人の新役員を選出するなど処分解除に向け体制を刷新した。
 また一個人がほとんどを保有していた運営会社の株は、今後複数の株主に分散譲渡される予定で、権限が一極集中しない形への移行も進めていた。
 しかし、Jリーグは新規株主が不確定なことなどを問題視。ガバナンス改善などが不十分で解除条件を満たしていないと判断した。今年11月に再申請し、承認されれば、24年に昇格する可能性はある。Jリーグの野々村芳和チェアマンは「新たな株主が分かっていない状況で資格を付与するのは難しい。新体制の皆さんがクラブを生まれ変わらせようとしている。リーグとしては寄り添ってアドバイスしていくスタンス」と話した。
 鈴鹿は今季、元日本代表FW三浦知良を獲得。現在10位ながら、首位とは勝ち点6差。来季のJ3昇格を目指していたが、その可能性は消滅した。

▼鈴鹿・三浦泰年代表取締役GM Jリーグが総合的に判断した結果として、内容についても十分理解した。今言えることは、11月の再申請に向けてしっかり努力するということ。百年構想クラブとして不足している部分を改善し、Jリーグに認められるようなクラブとして盤石な体制を組み、前に進みたい。

【鈴鹿ポイントゲッターズ騒動の経過】
▼21年2月 Jリーグ百年構想クラブに認定される。
▼11~12月 クラブ運営会社の元役員が、20年に敗退行為の不正があったと告発。
▼22年1月11日 FW三浦知良の期限付き移籍加入を発表。
▼2月28日 Jリーグがガバナンス体制の不備を理由に百年構想クラブ資格の解除条件付き停止を決定。
▼3月13日 JFL開幕戦でラインメール青森に勝利。三浦は先発出場。
▼4月5日 日本サッカー協会規律委員会が当時の幹部による敗退行為の指示があったとしてクラブに罰金500万円の処分。
▼6月20日 元役員が恐喝未遂容疑で逮捕される。
▼6月27日 三浦泰年監督兼GMを代表取締役とし、社長以下全役員が交代する人事を発表。


2022年6月29日 中日新聞三重版

鈴鹿ポイントゲッターズ資格失格
識者「対応、後手だった」


6/28鈴鹿ポイントゲッターズNEWS

 

「Jリーグ百年構想クラブ資格の失格に関するお知らせ」
https://suzuka-un.co.jp/news/47880/


鈴鹿ポイントゲッターズNEWS


「株式会社アンリミテッド 役員交代および経営権委譲についてのお知らせ」
https://suzuka-un.co.jp/news/47856/


5/19 津地裁で口頭弁論 JFL鈴鹿のスタジアム建設、住民「公共施設を貸し出すのは違法」 
https://news.yahoo.co.jp/articles/05ef22fa016bcb076a9801982eae6c7f0ab6c160


伊勢新聞 2022年4月15日 11:00
末松市長「重く受け止め」 敗退行為のJFL鈴鹿の罰金処分で

 三重県鈴鹿市の末松則子市長は14日の定例記者会見で、クラブ幹事による意図的な敗退行為の指示があったとして、日本サッカー協会の規律委員会が日本フットボールリーグ(JFL)の鈴鹿ポイントゲッターズに罰金500万円などの処分を科したことに「厳しい処分。市として、市長として重く受け止めている」と述べた。
 一方、同市住吉町の県営鈴鹿青少年の森公園でチーム運営会社らが進めるスタジアム建設については「処分とスタジアム建設は別問題」とした上で、「今後も支援していくことに変わりはない」と、改めて支援継続を明らかにした。
 市は県から設置許可を得て、運営会社らがスタジアムの建設と管理をするほか、「公益性の高い施設」として、県は市の公園使用料を全額免除する。
 末松市長は現在、県との協議の中で「さらに施設の公益性を高めるために、秋頃をめどに市の施設と同様の扱いができる条例化や指定管理などの手法を検討している」と話し、「行政の目が入る方が問題が起きにくい」との考えを示した。


日本経済新聞 2022年4月14日 20:00
三重・鈴鹿の民間建設サッカー場、市が異例「使用権限」

 三重県鈴鹿市で進むサッカー場の計画が混乱してきた。サッカー元日本代表の「カズ」こと三浦知良選手が加入した鈴鹿ポイントゲッターズが市内の公園で整備中だが、同市の末松則子市長は14日、「条例をつくり市が使用権限を持てるようにしたい」との考えを明らかにした。同席した市の担当者によると「貸借契約も想定している」という。
 ポイントゲッターズは日本フットボールリーグ(JFL、国内4部相当)に所属している。チームの運営会社アンリミテッドは県営都市公園「鈴鹿青少年の森」内で5千人収容のスタジアムの整備を2月に始めた。2023年2月の完成が目標だ。
 建設費はアンリミテッドが負担しているが、スタジアム開発は約5ヘクタールで公園の1割を占める。同社は公園内での建設を鈴鹿市に求め、公園を所有する県が許可している。
 ただ公園の環境保全を求める市民団体は2月、県を相手取り使用料免除の許可取り消しを求め津地裁に提訴している。「県が公益性の有無を慎重に審査せずに、公園の1割にあたる約5ヘクタールを10年間、無償で市に貸与したのは違法」という主張だ。
 末松市長は「スタジアムに公共性を持たせるため、市の施設と同様に扱う条例を上程する」という。秋の市議会を見込んでいる。県やアンリミテッド側と調整するが、鈴鹿市が使用権を得た後は、市民もスタジアムを使えるようにする方針だ。
 鈴鹿市はスタジアムの買収はしない考え。末松市長は「お金を出すことはしない」と述べる一方で「ただでスタジアムがほしいわけではない」といい、具体的な枠組みは定まっていない。スタジアム建設は街づくりの核として全国で進んできたが、建設が決まった後に使用権限を民間に求める異例の事態だ。
 末松市長によると、土地を貸した三重県の知事が21年9月に交代、「スタジアムに公共性を持たせることを求められるようになった」という。
 さらに、4月になって鈴鹿ポイントゲッターズに日本サッカー協会の処分が下されたことも影を落としている。
 21年にクラブ幹部による意図的な敗退行為の指示があったなどとして、同協会はポイントゲッターズに罰金と、元クラブ役員にサッカー関連活動の一時禁止の処分を科した。他チームのJリーグ3部への昇格を阻むためとして、クラブオーナーから「(試合の状況次第では)負ける選択肢を選んでほしい」と敗戦を画策する発言があったという。
 今回の処分について末松市長は「スタジアム建設問題とは別だが、今の状況ではチームを応援できない」と述べた。市の関係者を含めた第三者委員会などを設け組織のガバナンス(統治)に力を入れるよう、アンリミテッドに求めていく意向だ。

・・・・・


NHK NEWS WEB 4月14日 19時08分
JFL鈴鹿処分 鈴鹿市長“処分とスタジアム建設は別問題”

 サッカー、JFLの鈴鹿ポイントゲッターズが、日本サッカー協会から罰金500万円などの処分を受けたことについて、クラブが使用するスタジアムを県営公園内に設置する許可を県から受けている鈴鹿市の末松則子市長は、「処分とスタジアム建設は別の問題と考えている」と述べスタジアムの建設を中止する考えがないことを明らかにしました。
 JFLの鈴鹿ポイントゲッターズは、おととしのリーグ戦で、元役員が選手に対して意図的に負けるよう指示したなどとして、4月、日本サッカー協会から罰金500万円やオーナーの活動禁止などの処分を受けました。
一方で、クラブは鈴鹿市にある県営公園、「鈴鹿青少年の森」の敷地内にJリーグ参入の基準を満たすスタジアムの建設を進めています。
 県から敷地の使用料を免除した上でスタジアムを設置する許可を受けている鈴鹿市の末松市長は14日の記者会見で、「処分を受けたことは大変重く受け止めている。チームがどう信頼回復していくかは私たちにとっても重要な問題だ」と述べ、Jリーグ側がクラブに求めているガバナンスの改善に向けて市も支援する考えを示しました。
 また一連の不祥事でクラブのJリーグ参入資格が一時的に停止されている中、スタジアムの建設が進むことについては、「建設と処分の問題が同じタイミングになってしまったが、別問題と考えている。ことしは資格が停止されたとしても、次の年に向けて活動するとチームは言っているのでスタジアムはJリーグ参入に必要な条件であり現状と変わらない」と述べ、建設を中止する考えがないことを明らかにしました。
 一方、県との協議を受けて、スタジアムの運営や利用方法についてはより公益性を高めるよう従来の計画の見直しを検討していることを説明しました。


一見知事定例記者会見(令和4年4月7日)

 

ポイントゲッターズ問題17分45秒~21分10秒
https://www.pref.mie.lg.jp/MOVIE/l1000200387.htm


2022-4-6中日新聞スポーツ欄


敗退指示 鈴鹿に罰金

・・・・・
 オーナーには3ヶ月、社長には1ヶ月のサッカー関連活動禁止処分を科した。鈴鹿はJリーグ準加盟に相当する「百年構想クラブ」資格を解除条件付きで停止されており、Jリーグは資格の扱いを26日の理事会で再検討する。


 

2022-4-5 JFA(日本サッカー協会)規律委員会

 

鈴鹿ポイントゲッターズへの懲罰を決定

 

https://www.jfa.jp/about_jfa/sanction/news/00029370/

 

 

・罰金500万円

 

・チーム運営会社社長:1ヶ月間のサッカー関連活動の禁止

 

・チームオーナー:3ヶ月間のサッカー関連活動の禁止

 

・チーム運営会社元役員:2年間のサッカー関連活動の禁止

 


3月11日、鈴鹿市議会/文教環境委員会での「請願署名」の審議

57分20秒から
https://www.youtube.com/watch?v=mUNFyoyrIc8


鈴鹿市議会一般質問「青少年の森スタジアム建設について」録画映像
3月3日 永戸孝之議員
https://www.youtube.com/watch?v=UtHN10SnvjM
3月4日 石田秀三議員 19:43~
https://www.youtube.com/watch?v=EbUUOrXockk


2022-3-2中日新聞三重版


ガバナンス「早急に刷新」 JFL鈴鹿処分受け運営会社

 

 Jリーグから「百年構想クラブ」資格の解除条件付き停止の処分を受けた日本フットボールリーグ(JFL)の鈴鹿ポイントゲッターズ。解除の条件は、ガバナンス(組織統治)体制の改善とステークホルダー(利害関係者)の支援継続で、チームの運営会社は一日、ガバナンス体制に関し、「早急に盤石なものに刷新する」とのコメントを発表した。
 その中身や時期については、広報担当者は取材に「決まっておらず、Jリーグと協議しながら進める」と語った。六月のJリーグ理事会までに条件を満たし、同資格の停止が解除されないと、鈴鹿は来季のJ3クラブライセンスを申請できず、JFLで好成績を残しても昇格できなくなる。
 同社は昨年十二月、元執行役員から不当な金銭要求を受け、二千五百万円を支払ったと発表。こうした金銭の支払いが不適切などとして、Jリーグは二月二十八日、鈴鹿の資格停止を決めた。


2022-3-1NHK 三重 NEWS WEB

https://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/20220301/3070007480.html
JFL鈴鹿 Jリーグ参入資格停止「ガバナンス体制に不備」

 

 サッカーJFLの鈴鹿ポイントゲッターズで不適切な金銭のやりとりが行われるなどガバナンス体制に不備が認められたとしてJリーグはクラブが所有するリーグへの参入資格を停止することを決めました。
 三重県鈴鹿市に本拠地を置くJFLの鈴鹿ポイントゲッターズは去年12月、元役員から金銭の支払いに応じなければ不正を公表するという要求を受け2500万円を支払ったことやさらに5000万円を要求されていることを明らかにしていました。
 この問題についてJリーグは28日の理事会で「不適切な金銭のやり取りが存在するなどクラブのガバナンス体制に不備があると判断しうる複数の事情が認められた」として、Jリーグに参入するための前提条件となる「百年構想クラブ」の資格を停止することを決めました。
 これによって鈴鹿ポイントゲッターズはJFLで上位の成績を収めてもJ3への参入はできなくなりますが、ことし6月までにクラブのガバナンス体制が改善されたことなどがJリーグの理事会で認められれば資格の停止を解除するとしています。
 鈴鹿ポイントゲッターズは今シーズンから55歳の三浦知良選手が在籍していて、3月13日に開幕するリーグ戦でJ3への昇格を目指しています。


2022-3-1 鈴鹿ポイントゲッターズHP
「JFL規律委員会による調査の結果を踏まえた処分について」http://suzuka-un.co.jp/news/45976/


2022-3-1中日新聞(スポーツ欄)
JFL鈴鹿の資格解除条件付き停止 百年構想クラブ
 Jリーグは28日、日本フットボールリーグ(JFL)規律委員会の調査で懲罰対象となりうる行為が発覚した鈴鹿ポイントゲッターズについて、準加盟に相当する「百年構想クラブ」資格を解除条件付きで停止すると決めた。鈴鹿はクラブの元役員から過去の八百長疑惑などの不正を告発されており、不適切な金銭の支払いもあった。
 鈴鹿がガバナンス(組織統治)改善と利害関係者の支援継続を満たすことが条件で、6月の理事会までに資格停止が解除されれば、来季のJ3クラブライセンスを申請できる。JFLは鈴鹿への最終処分を日本サッカー協会に委ねている。コバルトーレ女川、東京2FC、高知ユナイテッド、沖縄SVは百年構想クラブに認定された。


 

2022-2-28 Jリーグ理事会

 

鈴鹿ポイントゲッターズの「Jリーグ百年構想クラブ」資格の解除条件付き資格停止

 

https://bit.ly/37fKjRT

 

  Jリーグは28日、日本フットボールリーグ(JFL)規律委員会の調査で懲罰対象となりうる行為が発覚した鈴鹿ポイントゲッターズについて、準加盟に相当する「百年構想クラブ」資格を解除条件付きで停止すると決めた。鈴鹿はクラブの元役員から過去の八百長疑惑などの不正を告発されており、不適切な金銭の支払いもあった。

 

 鈴鹿がガバナンス(組織統治)改善と利害関係者の支援継続を満たすことが条件で、6月の理事会までに資格停止が解除されれば、来季のJ3クラブライセンスを申請できる。JFLは鈴鹿への最終処分を日本サッカー協会に委ねている。

 


2022-2-28伊勢新聞
「鈴鹿サッカースタジアム着工 いまだ返済計画示されず」
https://www.isenp.co.jp/2022/02/28/71790/

 鈴鹿市住吉町の三重県営鈴鹿青少年の森公園内で9日、市を拠点に活動する日本フットボールリーグ(JFL)所属チーム「鈴鹿ポイントゲッターズ」の運営会社らによるJリーグ規格のサッカースタジアム建設工事が始まった。一方、全額金融機関からの借入という工事費用8億円の返済計画はいまだに示されておらず、将来的な見通しが不透明な状態が続く。
 当初の昨年6月着工予定が大幅にずれ込んだこともあり、令和5年3月の供用開始に向けて急ピッチで工事が進むのかと思いきや、25日現在、現場には工事予告の看板が設置されたまま、大きく進展の様子はない。
 チーム運営会社のアンリミテッドに確認すると「中断の指示は出していないので工事の準備もあるのだろう。全て業者に任せてある」と話す。担当の市スポーツ課は「園路の付け替えに向けた事前の準備段階ではないか。本格的な工事が始まる前に看板を変えてもらえば問題ない」とのこと。本格的な工事が始まるまでには、もうしばらく時間がかかるようだ。
・・・・・・・・・・


2月14日(月)会の代表ら3名で津地方裁判所に提訴しました。

 訴状などは「資料室」をご覧下さい。

 

■土地無償貸与違法と提訴/鈴鹿サッカー場建設で市民団体
2022-2-15伊勢新聞

 

■カズ加入の鈴鹿ホームスタジアム建設地

「無償貸与」は違法と市民団体が三重県知事と前知事を提訴
2022-2-14日刊スポーツ
https://www.nikkansports.com/general/news/202202140000993.html


2022-2-9 NHK NEWS WEB


JFL鈴鹿ポイントゲッターズ 新スタジアム着工

サッカー、JFLの鈴鹿ポイントゲッターズの本拠地となる新しいスタジアムの建設工事が、9日から「鈴鹿青少年の森」で始まりました。
 新スタジアムは、JFLからJリーグ参入を目指す鈴鹿ポイントゲッターズの運営会社などが、参入のための基準を満たすスタジアムとして、鈴鹿市にある県営公園の「鈴鹿青少年の森」の敷地内に建設します。
建設工事初日の9日は、熱心なサポーターなどが見守るなか、測量や草刈りなどの作業が行われました。
新スタジアムの収容人数は5000人で、総工費は約16億円、クラブハウスや多目的グラウンドなども併設し、来年2月の完成を予定しているということです。
このスタジアム建設をめぐっては、一部の市民団体が自然保護などを理由に建設に反対する声をあげています。
鈴鹿ポイントゲッターズの運営会社の矢野純平社長室長は「完成した時には、試合を観戦してもらうだけではなく、みなさんの交流の場になってほしい」と話していました。


2022-2-9 伊勢新聞
鈴鹿サッカー場の着工延期申し入れ 市民団体、事業主に

 

https://www.isenp.co.jp/2022/02/09/70984/?fbclid=IwAR2sxVFxxeIg8bT7NDIh9nhCuVt0wzhFVr3vP7IQxtKMBIVXQXDXt6HVgXE


2022-2-3伊勢新聞

サッカー場建設、即時中止を

鈴鹿市に市民団体が申し入れ書
https://www.isenp.co.jp/2022/02/03/70732/


2022-1-29伊勢新聞
鈴鹿サッカー場、来月着工へ

 J3規格で観客5000人収容
https://www.isenp.co.jp/2022/01/29/70521/

2022-1-29伊勢新聞
鈴鹿市長らに申請取り消し求める

 サッカー場建設で市民団体
https://www.isenp.co.jp/2022/01/29/70516/


2022-1-29中日新聞鈴鹿三重版


鈴鹿のスタジアム建設反対


市民団体 市、県に監査請求


2022-1-29中日新聞鈴鹿亀山版


鈴鹿のシンボルに 運営会社社長が会見


・自然破壊だとして市民団体が反対していることを踏まえ、予定していた駐車場を一部取りやめ樹木の伐採面積を抑えるとした。
・「総工費8億円は全額融資で対応するとしつつも、返済スケジュールは明かさなかった。
・メイングラウンドの照明設備は計画では見送られたが、必要になるタイミングで設けるとした。


朝日新聞DIGITAL 2022年1月28日 11:00
サッカー場設置した会社への使用料免除は「違法」原告側が全面勝訴

 https://www.asahi.com/articles/ASQ1W7JTHQ1WUUHB003.html


2022-1-13伊勢新聞


三浦選手を激励
知事「サッカーの楽しさ広めて」

計画中のサッカースタジアム建設については「反対があることは承知しているが、県が土地を貸すことは適法と聞いている」と語った。


2021-12-21伊勢新聞1面

1年を振り返って<6>

鈴鹿サッカースタジアム建設計画
未だ工事始まらず
住民反対、チーム問題も


2021-12-17伊勢新聞

知事との面談申し入れ
鈴鹿の市民団体 サッカー場建設撤回もとめ


2021-12-17三重版

「サッカー場計画 白紙に」
鈴鹿の市民団体 知事に面談要望書提出


2021年12月14日(火)中日新聞三重版

 

元執行役員から7500万円不当要求

ポイントゲッターズ

 

・・・・

 吉田社長は同日、サッカースタジアムの建設計画で協力を得ている鈴鹿市に経緯を報告。市によると「二千五百万円の支払は当時、最善の方法だと思った」などと説明してたという。末松則子市長は取材に「スタジアム建設はスポーツ振興のためで、進めることに変わりない」としつつ、「問題はチーム内でしっかり解決を。経緯を見守りたい」と述べた。

 

 


東海テレビ2021年12月13日「ニュースOne」

「負けるよう指示」JFLチームの元役員が告発・・・チーム側は元役員から金銭要求受け既に2500万円支払う


https://www.tokai-tv.com/tokainews/feature/article_20211213_14313


2021年12月9日(木)中日新聞鈴鹿亀山版

 

鈴鹿ポイントゲッターズ

監督交代後16戦10勝

過去最高の4位締め

J3昇格もみえた今季を振り返る

 

【10勝

 

失点46

 

観客平均440人

 


2021年12月7日 鈴鹿市議会
石田 秀三 議員の一般質問
「サッカースタジアム計画について」



サッカー場建設撤回を 市民団体、市長に署名提出(2021-12-3伊勢新聞)


 三重県鈴鹿市住吉町の県営都市公園「鈴鹿青少年の森」に、民間チームがJリーグ規格のサッカースタジアムを建設する計画に反対する市民団体「鈴鹿青少年の森を愛する会」は2日、同市役所で、末松則子市長に7878人の署名と、建設の白紙撤回を求める申し入れ書を提出した。
 同会は野鳥観察やランニング、ジョギングなどで公園を利用する市民ら13人が呼び掛け人となり、9月に設立。「市民や利用者への説明がない」「森には絶滅危惧種も生息しており、生物の多様性が破壊される」などと訴え、約2カ月にわたって署名活動を続けてきた。
 この日は、呼び掛け人13人のうち9人が出席し、末松市長に署名簿と申し入れ書を手渡した。
 会員らは「署名活動をする中で、『(建設計画を)知らなかった』という声が非常に多かった」「サッカー場の建設自体には反対していない。なぜ貴重な自然の宝庫のあの森なのか」「途中でチーム運営会社に何かあったら、市が責任を負う可能性があるのではないか」など、それぞれの意見を述べた。
 末松市長は「利用者の意見を聞くのが遅かったことは大いに反省する。近隣自治会から反対がなかったことから、おおむね理解してもらえていると理解していた」「Jリーグの規約が変わる中で、青少年の森の活用が浮上した」「資金面については自己資金という約束で書類契約している。税金は使わない」と答えた。
 サッカースタジアムの建設計画を進めるのは、Jリーグ参入に向け、市を拠点に活動する日本フットボールリーグ(JFL)所属のクラブチーム「鈴鹿ポイントゲッターズ」の運営会社アンリミテッド(吉田雅一社長)。
 市が県の使用許可を得た公園の一部約5万平方メートルを無償で借り、敷地内に観戦客5千人収容のスタジアムとクラブハウス、多目的グランドなどを整備する計画。現在のところ着工のめどは立っていないが、令和5年2月完成を目指す。
 併せて同日、同会は市議会に「鈴鹿青少年の森の自然を壊してサッカー場を造ることに関する陳情書」を提出した。


三重県議会・山本りか県議一般質問(2021-12-3伊勢新聞)

【鈴鹿青少年の森】
山本県議: 県が鈴鹿市に一部を無償で貸している都市公園「鈴鹿青少年の森」にサッカースタジアムが建設される。運営会社は説明会で「未利用地」と話したというが、その認識で良いのか。設置許可期間終了後の原状回復の責任は。
真弓県土整備部理事: 鈴鹿青少年の森には未利用地はないと認識し、その旨を市を通じて運営事業者に伝えた。配置や運営の期間は許可から十年間としているが、その後も十年ごとに更新できる。更新しない場合は許可条件に基づき、鈴鹿市が現状回復する。


サッカー場で反対署名(2021-12-3朝日新聞)

 

 鈴鹿市の県営鈴鹿青少年の森公園にサッカーJFLの鈴鹿ポイントゲッターズが拠点スタジアムを建設する計画について、反対する「鈴鹿青少年の森を愛する会」が2日、反対署名を末松則子市長に提出した。9月19日から集めた署名は、会によると7878人分。近く県にも提出するという。
 会のメンバー19人が市役所を訪れ、代表が「公園の自然景観を破壊し、公園利用者を犠牲にし、CO2削減に逆行する」などと、改めて計画の白紙撤回を求めた。末松市長は「地元で熱心に活動するスポーツクラブの応援は市としてもすべきものだった」などと経緯を説明し、今後も公園利用者の声は聞く考えを述べた。


スタジアム建設反対 市民団体が人間の鎖
鈴鹿、自然破壊懸念(2021-11-8中日新聞三重総合版)


 鈴鹿市の県営公園「鈴鹿青少年の森」で7日、計画されている民間サッカースタジアムの建設に反対する市民団体「鈴鹿青少年の森を愛する会」の呼びかけで、参加者が手をつないで輪になる「人間の鎖」をつくった。
 参加者約六十人はこの日、建設予定区画に隣接するシンボル広場に集合、鎖をつくったほか、自然破壊につながるとして、建設の中止を訴える替え歌を合唱したり、横断幕を掲げたりした。九月から続ける反対署名の活動で現在、六千筆余が集まったとの報告もあった。
 スタジアムは、Jリーグ昇格を目指す日本フットボールリーグ(JFL)の鈴鹿ポイントゲッターズの運営会社が自己資金で建設する計画。観客五千人を収容し、公園の敷地の一割に当たる約五ヘクタールを充てる。運営会社は十月に市民向け説明会を開き、工事では動植物に配慮するとして理解を求めた。


鈴鹿市議 石田秀三さんが「議会レポート」で大きく取り上げました。


サッカースタジアム建設の説明会
■だれが「青少年の森公園」に造ろうと決めたのか?
 県営鈴鹿青少年の森公園に、5haもの面積の樹木を切り倒してサッカースタジアムにしようという計画について、10月17日に民間事業者「鈴鹿アンリミテッド」の説明会が鈴鹿青少年センターであり、参加しました。
最初にア社の吉田社長から、Jリーグ仕様5000人収容のスタジアムの設置する場所について、いろいろ検討した結果、この場所が適当だと決めた経過の説明がありましたが、「公園利用者の皆さまへ」の説明会なのに、自然環境を大きく変えることについては、一言もありませんでした。

■2年前に末松市長と共に決めたと、元社長答弁
 参加者からの質問にうつり、私は「2019年9月に出された市公文書に、末松市長とア社の(当時)山岡社長、市サッカー協会長の3者が『青少年の森敷地内が最適であると判断しました』と明記しているが、この3者の誰が最初に提案したのか?」と、当事者の山岡元社長が参加していたので、本人に聞きました。山岡氏は「誰がではなく、皆で決めました。」私が「皆の中には末松市長も入っていますね?」と確認すると「はい」と答え、最初から末松市長が「当事者」として決定に参加していたことが明らかになりました。9月議会で末松市長が「私は当事者ではない。応援をしていくという立場」と答弁したこととは、まったく食い違っています。

■建設計画・資金計画・運営計画なぜ出さない?
 次に私は「土地代がタダでも、建設費、その後の維持管理費がかかる。資金計画はどうなっているのか?」と聞きました。吉田社長は「公共事業ではないので出す義務はない。」と、見当違いの答え。公共の土地をタダで使えるのは「広く公益性をもつ施設」との理由で特別扱いになっているのに、そんな認識は無いようです。重ねて提出を求めると「後日出します」と答えましたが、その後いつまでたっても出てきません。またスタジアム建設費はいくらなのか?という初歩的な問いにも答えられない。いったいこの会社はやる気があるんだろうか、との疑問が深まりました。

■アンリミテッド社が運営続行できない場合、鈴鹿市はそのリスクを負えるのか?
 鈴鹿市とアンリミテッド社が結んだ協定書では、「施設の設置及び設置に伴う公園の機能復旧等に係る費用については、すべて乙(ア社)が負担する」(第6条)、「本協定を解除した時は、乙は乙の負担において現状に回復しなければならない」(第13条)となっていますが、ア社が運営を続けられなくなったら、どうするのでしょうか。
 三重県から鈴鹿市への「都市公園施設の設置許可」の条件とされている「原状回復」は鈴鹿市が行なうもので、ア社ではありません。もしサッカースタジアム建設や運営が続行できなければ、その尻拭いは鈴鹿市が負うことになります。要するに鈴鹿市長は、連帯保証人の判を捺したのです。末松市長には、そんな認識はないのでしょうか?
 吉田社長は説明会で、スタジアム予定地にした場所を、なんと「未利用地」と言い放ち、私は耳を疑いました。50年かかって作られてきた豊かな森を、こんな認識しか持っていない経営者に任せるわけにはいきません。


==========


「森のいのち写真展」盛況でした
 10月21日~27日、市役所1階市民ギャラリーで、鈴鹿青少年の森「森のいのち写真展を行ないました。毎日のように青少年の森に通い、花や樹木、野鳥の姿をカメラに収めている方々からお借りした画像を大きな写真にして、会場いっぱいに貼り出しました。
 ちょうど選挙の期日前投票所の隣ということもあって、多くの来場者で賑わい、500枚用意したリーフレットが無くなるほどでした。特に人気だったのは、カワセミ、メジロ、モズなどの野鳥、蝶のアサギマダラ、植物ではシラタマホシクサ、レンギョウ、ヤマボウシなどでした。
 感想文もたくさん寄せられました。「こんなに豊かな自然があることに驚きました。」「今まで大切に守られてきた森を、子どもたちのために残していきたい」「近くに安全でこんなにも自然を学べる場所はないと思います。」「きれいな鳥が数知れずいることに驚きました。「冬は寒くて来ていませんでしたが、今年は見に来ます。」


伊勢新聞10/19コラム「大観小観」が的確な指摘

サッカースタジアム建設計画問題で、的確な指摘をしています。
https://www.isenp.co.jp/2021/10/19/65956/
=====以下引用=====
▼鈴鹿市にJリーグ規格のサッカースタジアム建設計画が民間レベルで浮上した。女子サッカープレナスなでしこリーグ一部の伊賀FCくノ一三重がプロリーグ「WEリーグ」参入の選に漏れたのはリーグ基準を満たしたホームスタジアムを持たなかったためという。Jリーグ参入も同様だろうから計画は喜ばしい。が、住民説明会は不調だったようだ

▼令和5年2月の完成の目標というが、着工は未定で、資金計画も説明されない。運営会社代表が「公共事業でないので公表の義務はない」と言ったというから、場の空気もあるのだろうが、けんか腰みたいで「住民への説明会」の名が泣く

▼計画地は県営公園鈴鹿青少年の森の一角。サッカー場を備えた県営鈴鹿スポーツガーデン近くである。整備されたのは平成4年。計画段階で、Jリーグ規格にどう対応するかが問題になった。アマチュアの日本サッカーリーグ(JSL)の時代で、プロ化は同5年の予定だが、細部まで決定されていない

▼「せっかく造るのだからJリーグの試合を招致できる規格にしたいのだが、1年ごとに規模が大きくなる」(県幹部)状態で、一度決めた規格がひっくり返り、工事費もふくれあがった。「また変更される可能性もあるし、県内にチームがあるわけでもない。試合を誘致できないくらいはまあ仕方ないか」(同)

▼この決定が「競技力の向上、生涯スポーツの振興に資する」という同ガーデンの目的を今日、満たしているといえるかどうか。伊勢市の県営競技場も似た経緯だが、中途半端な施設を造ってしまったと言えなくもない。


「サッカースタジアム用地選定経緯を説明」
10月18日、中日新聞三重版に「サッカースタジアム用地選定経緯を説明」の記事。「質疑では、反対する市民が事業の資金計画や環境調査の詳しい説明を要求。」とだけ書かれている。
=====
 参加した人の話を聞くと、「環境は壊されないのか?」「事業計画が破綻したら誰が後始末をするのか」「資金計画はどうなっているのか」次々出される率直な質問や疑問にのらりくらりでまともに答えようとしない。「貴重なご意見ありがとうございます」としか答えられない。そして「子供たちのためとか鈴鹿市の振興のため」とか抽象的な言い逃れに終始する。こんなんで、青少年の森の木を切られてはたまらない。

2021年10月17日、19日に開催された「スタジアム建設説明会」での
質問に対する回答が、下記ページの下の方に掲載されています。(11/16)
10/17 質疑応答、10/19 質疑応答、をクリックするとPDFファイルが開きます。
https://suzuka-un.co.jp/news/44174/


建設運営会社によるサッカースタジアム建設説明会17,19日に

 

 10月7日、中日新聞鈴鹿亀山版に「鈴鹿のスタジアム建設、17、19日に説明会」の記事。参加定員は各日50人で予約先着順。
 「運営会社や市などによると、説明会では、建設地の選定経過や工事の内容について、同社の吉田雅一社長や市のスポーツ課長らが説明する。質疑応答の時間も設ける。」とのこと。
 青少年の森を愛する会は、自然豊かな青少年の森へのスタジアム建設を許可した市長に、その経過の説明を求めています。


 「市長宛に面談要望書」の新聞記事

 10月6日、中日新聞鈴鹿亀山版に「サッカー場建設反対、鈴鹿の市民団体/市長宛に面談要望書」の記事が大きく載りました。
10月10日(日)9時~11時「森のいのち見学会」
10月21日(木)~27日(水)市役所市民ギャラリーでの現地の四季をとらえたアマチュア写真家の「写真展」の案内もあり。


揺れる「鈴鹿青少年の森」サッカー場建設計画

 9月30日の中日新聞鈴鹿亀山版に「鈴鹿青少年の森」サッカー場建設計画問題の記事が大きく載っています。
 記事では「10月末までに1000筆を目標に署名活動を始めた」とあるが、署名は1週間で1000筆を超えて、森公園を愛する人たちを中心に爆発的に広がっているようだ。森公園のサッカー場予定地は、記事の写真に映っているように、多様な樹木が生え動植物が暮らす豊かな森だ。その森の木を切って「自然環境にあまり負荷がかからないように」できるというのは詭弁でしかない。森公園の木を切らないでの声はますます広がっている。
 記事の最後に、スタジアムの設置会社の社長は、「広く市民に説明する場の必要性を感じている。『説明会をしかるべきタイミングで開き、スタジアムが地域のスポーツ振興や青少年育成にも寄与することを伝えたい』と話し、理解を深めていく考えだ。」と伝えている。

 


#世界気候アクション

#貴重な鈴鹿青少年の森を切らないでください

「世界気候アクション9/24」の呼びかけに応えて、「鈴鹿青少年の森を愛する会」メンバーが鈴鹿市役所前で「貴重な鈴鹿青少年の森を切らないでください」とアピールしました。
中日新聞鈴鹿亀山版(9-25)に「県営公園でのサッカー場建設反対/市民団体 街頭アピール」の記事が大きく載りました。


#サッカー場は青少年の森以外で
#気候危機 見て見ぬふりはもうできない。


中日新聞に載りました。Web署名も開始!

 

9月20日、中日新聞三重版に「サッカー場建設計画の反対/鈴鹿の市民有志ら署名活動」載せていただきました。


署名活動は毎週日曜日、朝9時から11時頃まで森公園内行いますのでご協力お願いします。なお公園内での署名活動は三重県の許可を得ています。
署名用紙をダウンロードしていただき、地域でも広めてください。ネット署名も始めました。


青少年の森公園を守ろう!現地学習会9/19

 鈴鹿青少年の森公園の一角を民間企業に無料で貸し出して、Jリーグ規格のサッカー場を造る計画が発表されました。市民の中から「なぜ森の木を切るの?環境保全の時代の動きに逆行している」「利用者の声を聞かず、説明会もしないのはおかしい」「一企業への利益供与ではないか」「道伯池への排水・治水が心配」「森公園以外の場所にJ規格サッカー場を造るなら応援する」・・・等々の声が広がっています。
 そんな中、「鈴鹿青少年の森を愛する会」が、日本野鳥の会三重会員、ランニングクラブ、スズカ塾、有志などで結成され、活動を始めることになりました。ご参加ください。

鈴鹿青少年の森公園を守ろう!現地学習会
日時:9月19日(日)9:00~11:00
場所:鈴鹿青少年の森 第1野外炊飯場

チラシの呼びかけ文です。
=================
 8月24日に私たちが緊急要望書を出して3週間が経ちました。その後、説明会の日程提案もなく、市長は会うこともなく、私たちにとっては心配な日々が過ぎております。
 「この森は生物多様性に富む森で、貴重な教育の場だ」「ヒメタイコウチなど絶滅危惧種もある」「アカマツ林も多く、市民の大事な憩いと運動の場だ」「森を壊すことは地球温暖化対策に逆行する」などの声は高まるばかりです。
 それなのに、市長は、市議会などで、土地の形状を生かす、最小限の伐採にする、移植をするなどと言うだけで何の根拠説明(コンプライアンス)もないままです。このまま記者発表はした、議会で説明したというストーリーで逃げ切ることは許されません。
 鈴鹿市は市民憲章のトップに「自然を愛し、緑豊かなまちをつくります」と掲げながら、何の説明もなく、貴重な森を切り倒すことを、知事と市長と業者だけで決めていいのでしょうか。
 どうか心ある皆さん、学習会にお集まりください。問題の本質をしっかりと見つめ、市民の手でこの暴挙にストップをかけましょう。
                2021年9月14日
         呼びかけ 鈴鹿青少年の森を愛する会
       (野鳥の会三重会員、スズカ塾、有志、などで結成)


ダウンロード
鈴鹿青少年の森について市議会一般質問 2021-9-1
鈴鹿市議会での石田秀三議員の一般質問のうち、「鈴鹿青小年の森について」の質問と答弁の全文を紹介します。
2021-9青少年の森について 一般質問文字起こし.pdf
PDFファイル 1.2 MB

 

鈴鹿ポイントゲッターズ スタジアム建設、来月着工 多目的グランドも整備
https://www.isenp.co.jp/2021/08/03/63119/


伊勢新聞 2021-08-03


5位に胸張り、課題は集客 鈴鹿ポイントゲッターズ
https://www.chunichi.co.jp/article_photo/list?article_id=174389&pid=623891
中日新聞 2020年12月22日
・・・・・ 来年5月か6月に着工、2022年9月の完成に向け、関係機関と準備を進めている。現在は地質調査を終え、図面に落としていく段階。当初の予定通りで順調だ。総工費の4億円は8割方めどは立っている。・・・・・


 

サッカースタジアム発表!鈴鹿ポイントゲッターズ
https://famie.jp/news/partners/18686/


FAMIE 2020年12月18日


 

J3昇格に向け新スタジアムを

鈴鹿ポイントゲッターズ、知事に協力訴え
https://www.chunichi.co.jp/article/145371

 

中日新聞 2020年10月29日


サッカースタジアム建設推進へ、県民会議発足
https://www.asahi.com/articles/ASLCZ3F1CLCZONFB003.html
朝日新聞 2018年12月1日


「三重交通Gスポーツの杜鈴鹿のメインスタジアム改修がベターである」
https://suzuka-un.co.jp/news/19023/

ポイントゲッターズHP 2018年5月19日


鈴鹿サッカー・ラグビー場 県が改修計画白紙撤回
日本サッカー協 収容基準大幅増 建設費膨大見込み


中日新聞 2013年2月22日